時短家電を使って家事を時短することの意味
会社の同僚や友人間で、家事の時短について議論することが多くなりました。
家事の時短については十人十色の意見が聞けて非常に興味深いところですが、一人暮らし歴12年のサラリーマンの観点で家事の時短の意味について考えてみようと思います。
時短家電により家事を時短することで生まれる効果を説明するとき、僕はだいたい以下のことを説明しています。
1.「手でやったほうが早い」を考える
家電購入による家事の時短を語る時に、一部の人から必ず聞かれる言葉に「手でやったほうが早い」という言葉があります。
食器洗浄機やドラム式洗濯機などの購入を検討する時に聞かれるこの言葉、皆さんはどう思われるでしょうか?
確かに1人〜二人暮らしで例えば食器を洗う場合、食洗機で小一時間かけて洗うよりも、10〜15分かけて手で洗ったほうが経済的で、しかも早いかもしれません。
しかしながら、毎日自炊すると仮定した場合、食器洗いに一週間で最大105分、一ヶ月で最大420分(7時間!)も食器洗いのためにあなた、もしくはあなたのパートナーが拘束される時間が生じるという事実を考えたことはあるでしょうか?
食器洗い機を導入すれば一回あたりの拘束時間は5分以下、一週間で35分、一ヶ月で140分の自由時間が新たに捻出されることができます。
2.「時短家電は高い」を考える
食器洗い機をはじめとする時短家電は確かに高額です。
しかしながら、先に説明した通り一ヶ月あたり140分の自由時間が生まれるわけです。
仮に毎日15分多く残業した場合、あなたの月収は、年収はどれくらいの上昇を得られるでしょうか?
大学の新卒の初任給を20万5000円と仮定して毎月の収入増額を試算した場合、一月あたり約4500円、年間で5万円近くの収入増が見込めることになります。
食洗機をお得な時期に買うと7万円くらいでしょうか?一年未満で元が取れる計算です。
3.「全部外注すればいいじゃん」について
バリバリのエリートで年収が1000万2000万の方であればそれもまたいいでしょう。
でもそういった方ほど、こういったコスト感覚には厳しい方が多いのではないでしょうか?
時短家電をいち早く購入しているアーリーアダプターの方々は、収入が比較的高額な方が多かったような印象があります(統計を取ったわけではありませんが。。。)
4.無意識のストレスを明らかにしましょう
食器洗い、洗濯、掃除
成人して一人暮らしの長い方ほど、これらの家事に慣れが生じて疑問を感じない方が多いかと思います。
しかしながらよく考えてみましょう
平日におけるこれらの家事派、明確な拘束時間として私たちの貴重な余暇を削り取っていきます。
一度毎日のそれぞれの家事にかける時間をストップウォッチか何かで測ってみることをお勧めします。
拘束時間を意識すると、時短家電に興味が湧いてくるかと思います。