茶色い炭水化物は中年メタボを救う
ラーメン二郎を堪能してきたそばからこんな記事を書いています。あさくらです。
今日は主食のお米を変えましょうというお話。
社会人になりお金を持ち、20代も後半になってくると、だんだんと体型がだんだんだらしなくなり、樽のようになる人がちらほらと出てくると思います。
20代後半からの肥満はデスクワークの多い方に顕著です。私はこの問題の原因を単なる贅沢病ではなく、基礎代謝の低下からくるオーバーカロリーと、若い頃から繰り返した間違った食生活にあると考えています。
1.幼少期の日本人の食生活
幼少の頃から、多くの日本人は白米と数品のおかずを基本とした和食で育ちます。
生後から20歳前後の育ち盛りの若者にとっては、この食事は理想的であると言えるでしょう。
体を作るためには多くの栄養素とカロリーを必要とします。
学校給食やご両親の思いやりのこもった料理のおかげで、私たちは栄養素も豊富で、カロリーも十分に取れる食事をたくさん与えられて育ちます。
2.20代前半の食生活
成長期の食事の感覚を保ったまま、私たちは親元を離れ、進学、就職をし、自分たちで食事を選んで摂取するようになります。
まだまだ遊びたい盛り、摂取するカロリー以上に動き回る年齢なので、まだまだ好きなものをいくら食べても大丈夫
食事量の多さゆえ、多少食べるものが偏っていても体を維持するために必要な栄養素も辛うじて摂取できています。
3.30代前後の食生活
食生活のアップデートを行いまま適当な食事を繰り返してきたツケが回ってくる頃です。
正しい食事の知識をつけてこなかった人間がどんどん樽に変貌していきます(私もそうでした)
加齢に伴って低下した基礎代謝、そして偏った食事が、あなたの体をカロリーオーバー・栄養失調の状態に導きます。
気づいた頃にはあなたの体重は増加の一途を辿り、健康診断もイエローカード、服も合わなくなり、家を出るのも億劫になる…
実は私も、一時期体重が20歳の頃より25キロほど増加していました(今はそんなことないですよ)
4.30歳以降はカロリーと栄養素を意識する
30歳以降は食事内容のアップデートを行わなければ、あなたの体重は増加の一途をだどるでしょう。
はっきり言います。これからのあなたは、ご両親に教わった献立を忠実に守っていたら樽になります。
好きなものを食べて太く短く生きたい、と豪語される方もいらっしゃいますが、優秀な日本の医療と国民皆保険は、あなたをそう簡単に見捨てたりはしません。たとえ寝たきりになったとしても、あなたの生命をベッド上で末長く引き伸ばしてくれるでしょう。
5.カロリーオーバー・栄養失調の原因は白い炭水化物
白米や食パンに代表される「精製された」炭水化物は高カロリー・低栄養素の原因となる主要原因です。
カロリーと栄養素の両方に気を配らなければいけない中年にとって、精製された白米は最大のリスク要因となります。
穀物類の栄養素は、精製前の外皮部分にその多くが含有されています。
「私は白米派(はぁと)」などといつまでも夢を見ていないで、早く現実を見ましょう。
モデルなどの美しい容姿・体型を常に要求される職業の方は、白い炭水化物を避け、茶色い炭水化物を摂取する傾向にあるようです。
6.茶色い炭水化物は美味しくない?
それは茶色い炭水化物の正しい調理方法を知らないからです。
例えば玄米の独特の臭気が気になるという方、ちゃんとコメを研ぎましたか?給水をしっかり行いましたか?
玄米の臭みは、酸化した外皮部分を一緒に炊飯したことで発生します。
しっかりと仕込みをして調理された玄米は美味しいのです。
白米派の方も、先入観を捨てて、正しい調理方法で玄米を調理してみてください。
新しい世界が開けるはずです。
7.きちんと栄養が取れるとジャンクフードに興味がなくなる
何故か無性にお菓子やこってり系の食事などのジャンクフードを食べたくなる瞬間ってあると思います。
栄養素を意識して食事するようになってからは、これらの衝動が消滅しました。
それまでは十分な栄養が摂取できていなかったことを自覚した瞬間でした。
今でもジャンクフード自体は好きです。趣味としての食事は是非残して欲しいと思います。
別に美味しいものを追い求めたっていいと思います。私自身も健康オタクになるつもりはありません。
美味しいものを食べて、スリムな体型を維持する、そのための最も簡単な手段として、茶色い炭水化物を是非導入してください。